FARMERS BBQ 吉祥寺店がオープンします
宮治勇輔の新たな一歩に立ち会ってくれませんか?
吉祥寺にある百貨店の屋上で、毎週土日にバーベキューをします。
ご家族・友人と一緒に遊びに来て頂けましたら幸いです。
今回のプロジェクトは生産者に最も近いBBQ。
題して、「ファーマーズバーベキュー」です。
▼詳細
https://farmersbbq.jp/
みやじ豚BBQの2店舗目ではありません。
都心で手広く事業がやりたいわけでもありません。
バーベキューにきてくれた方に、
全国にはこんなにも素晴らしい食材があり、
想いを持った生産者がいることを知ってもらいたい。
さらに、全国の生産者と百貨店とが手軽に出会える機会を創りたい。
僕のなかでこのファーマーズバーベキューは、
お陰様で10年以上続けることができている
「みやじ豚」と「こせがれネットワーク」を足した位置づけです。
そもそも、「バーベキュー」は大きな可能性を秘めています。
これからの生産者にとって大きな武器になります。
僕自身、振り返れば、人生の転機には「バーベキュー」がありました。
今から20年前の話。
実家の養豚業を継ぐ気なんてさらさらなかった僕が、
家業である養豚業にはじめて興味をもったのも、
学生時代のバーベキューがきっかけでした。
今でこそ、「生産者の顔が見える」ことを理由に農産物を選ぶ人が増えていますが、
お肉は価格、産地、特定の銘柄で選ぶことがほとんどではないでしょうか。
それもそのはず、従来の流通では近隣の豚を集めて銘柄化。
精肉工場で一緒にされ、生産者を特定することができません。
僕が大学生の時、うちも例外ではなかったのです。
ですが、その日はたまたま親父が育てた豚がコンテストに出場し、
肉になって戻ってきて、家にあったので、
友人を呼んでバーベキューをしました。
「こんなにうまい豚肉は食べたことない!」
という友人の言葉に誇らしい気持ちになったのもつかの間、
「この豚肉、どこに行けば買えるの?」と聞かれ、
答えることができず頭が真っ白になりました。
「(自分も、生産者である親父も答えられないなんて)なんかおかしくないか?」
思えば、この経験が僕が農業に興味を持つはじまりでした。
その後、就職した僕は30歳までに起業しようと毎朝早起きして勉強していました。
農業界で起業する気なんてさらさらありませんでしたが、
バーベキューでの体験、その時感じたもやもやがずっと心残りで、
自分なりに農業について調べてみました。
そこで明らかになった農業の問題点は、
次の2つ。
・生産者に価格の決定権がないこと
・生産者の名前が消されて、流通されていること
この2つの問題点から、農業の定義を変えたらどうだろう。
農業とは、「生産からお客さんに届けるまでを農家が一貫してプロデュースすること」と定義した途端、
農業が魅力的にみえてきたんです。
そして「一次産業を、かっこよくて・感動があって・稼げる3K産業にするんだ」
という志を掲げて実家に戻りました。
ところが、タッチの差で弟が実家に戻り就農していました。
仕方なく僕は親父と弟が育てた豚をブランド化するべく活動を開始。
生産者が直販できるよう流通の経路を変え、
宮治の名前をとって「みやじ豚」として販売。
さらに「みやじ豚バーベキュー」と題して、
近くの観光果樹園を借りて、バーベキューイベントをはじめました。
僕自身、親父の後を継ぐという想いと、
バーベキューで起業したという意識がありました。
そして、バーベキューを通じてみやじ豚は、少しずつブランドとして認知されていったのです。
実家に戻って農家になったことに幸せを感じた僕は、
「もう、農業じゃ飯は食えねえから東京出て働け」と、
親父に子供の頃から聞かされてきた農家のこせがれが僕以外にもいるはずと思いました。
農業の魅力と可能性を伝え実家に戻り農家になる支援ができないだろうか、
と考えて農家のこせがれネットワークを設立。
そこで様々なプロジェクトに挑戦。
実は、バーベキューイベントも開催しました。
こせがれたちが、実家の農産物を持ち寄り、
バーベキューで参加者に食べてもらいました。
自分の現在の考えや悩んでいることをシェアして、参加者から様々な意見やアイディアをもらう。
素材の良さやこせがれの想いがストレートに伝わる場になりました。
農家のこせがれネットワークの活動は、こせがれをその気にさせる、
もしくはその気になっているこせがれの決意を固める活動です。
実家が農家のこせがれ達をそそのかして、実家に戻す取り組みは、今年の4月で10年目を迎えました。
戻ったら自己責任。東京に残るのも、家業を継ぐのも自分の意思で決めること。
だから、自己責任であることは当然なのですが、本当にそれでいいのだろうか・・・、
戻るこせがれに武器を渡すことができれば心強いはず・・・という想いをずっと持っていました。
この想いをカタチにするきっかけになったのは、
元ヤフー出身のウェブマーケッター、小澤亮君との出会いでした。
元々ものづくりに興味があった話す小澤君。
それを支援する時に結果として勝たなきゃ=商売として成り立たなければいけない。
そこで考えた結果、「食」という分野は、見せ方ひとつで消費者の購買意欲を掻き立てることが出来る、ウェブマーケッターの自分の力を発揮できると思ったそうです。
かっこよくて、感動があって、稼げる3k産業を掲げる僕にとって運命的な出会いを感じました。
小澤君の凄いところは、実際に自分の足で全国の200名を超える生産者を巡り、
自ら写真を撮り文章を考え、どうすれば目の前の生産者の魅力を引きだすことができるかを考え、ウェブサイトを作り続けていること。
そんな彼もバーベキューに魅了されたひとり。
もっと深く生産者のことを知ってもらうにはどうすればいいかを考えて屋上バーベキューのマーケティングに従事し、実績を出した後、僕と一緒に株式会社ファーマーズバーベキューの設立に至りました。
僕にとってこの4回目の転機は、
みやじ豚、農家のこせがれネットワークに続いて、
日本の農業の未来に一石を投じるプロジェクトになると確信しています。
みやじ豚 + 農家のこせがれネットワーク = ファーマーズバーベキュー
として、これまでの活動の集大成として全力で覚悟をもって、
日本の農業はかっこよくて・感動があって・稼げる3Kだよねって言われるようにいたします!!
4月1日(日)には、プレオープンとして東急百貨店吉祥寺店の屋上で、バーベキューをしました。
バーベキューマスターも参画し、どうすればより楽しくて快適なバーベキューになるかも日々改善していく体制がとれました。希少部位など特選素材の「肉オークション」も大盛り上がり。
最初は「少ないかな?」と思っていた量はむしろ「ちょっと多いのでは」との感想を頂き、嬉しい誤算。そしてとにかく「おいしすぎる」「こんなに美味しいバーガーははじめて食べた」など徹底的に食材にこだわる「生産者に最も近いバーベキュー」の面目躍如でほっとしました。とはいえ、まだまだ改善点は沢山あります。皆様から多くのご意見を頂いて改善をして最高のバーベキュー体験を提供できるように努力いたします。
「宮治さん、お陰様で百貨店をはじめ東京にたくさんの販路ができましたよ」
ファーマーズバーベキューは、全国の生産者にとって登竜門的存在に。
ファーマーズバーベキューで取り扱われた農産品は間違いないと、
様々なバイヤーから声がかかるように。
BBQの参加者とひとしきり談笑した生産者は、百貨店と次回の催事の打合せをして、充実した顔つきで帰って行く・・・
そして47都道府県に、理念に賛同した仲間がファーマーズバーベキューを展開。
地域の名物イベントとして多くの観光客が訪れるようになった。
都心のファーマーズバーベキューのお客様はすっかりファンとなり、
旅行へ行く際には必ず地域のファーマーズバーベキュー情報を収集する。
10年後、開設当初にファーマーズバーベキューに参加してくれた皆さんが、
「10年前のファーマーズバーベキューをみてるけど、まさかここまでになるとは思わなかったよね」
と言って頂けるように頑張ります。
次の10年に向けた挑戦。
歴史的瞬間、になるかどうかはわかりませんが、
立ちあって頂ければ幸いです。
https://farmersbbq.jp/
【開催場所】
FARMERS BBQ 吉祥寺店
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-3-1 東急百貨店吉祥寺店屋上
【営業日】
●2018年4月- 6月 毎週土曜・日曜
営業時間:12:00 -15:00、 17:00 -20:00
●2018年7月から 全日(月曜から日曜)
営業時間:10:00 -13:00、14:00-17:00、18:00-21:00
【参加費】
大人(中学生以上) 4,501円
4歳から小学生 1,501円
3歳以下 無料
※お飲み物はご持参下さい
※4歳から小学生のお客様には、
みやじ豚の生ソーセージ+顔が見える生産者の野菜の丸焼きをご提供させて頂きます
※4名様未満のご利用は席利用料金として2,000円頂きます。
P.S. 宮治が4月、会場にいる日程は、4/8、4/21、4/28、4/29 です。
ご参加頂き、アンケートに忌憚ないご意見を頂きたく。
吉祥寺にある百貨店の屋上で、毎週土日にバーベキューをします。
ご家族・友人と一緒に遊びに来て頂けましたら幸いです。
今回のプロジェクトは生産者に最も近いBBQ。
題して、「ファーマーズバーベキュー」です。
▼詳細
https://farmersbbq.jp/
みやじ豚BBQの2店舗目ではありません。
都心で手広く事業がやりたいわけでもありません。
バーベキューにきてくれた方に、
全国にはこんなにも素晴らしい食材があり、
想いを持った生産者がいることを知ってもらいたい。
さらに、全国の生産者と百貨店とが手軽に出会える機会を創りたい。
僕のなかでこのファーマーズバーベキューは、
お陰様で10年以上続けることができている
「みやじ豚」と「こせがれネットワーク」を足した位置づけです。
そもそも、「バーベキュー」は大きな可能性を秘めています。
これからの生産者にとって大きな武器になります。
僕自身、振り返れば、人生の転機には「バーベキュー」がありました。
今から20年前の話。
実家の養豚業を継ぐ気なんてさらさらなかった僕が、
家業である養豚業にはじめて興味をもったのも、
学生時代のバーベキューがきっかけでした。
転機1:農業バカの始まり
今でこそ、「生産者の顔が見える」ことを理由に農産物を選ぶ人が増えていますが、
お肉は価格、産地、特定の銘柄で選ぶことがほとんどではないでしょうか。
それもそのはず、従来の流通では近隣の豚を集めて銘柄化。
精肉工場で一緒にされ、生産者を特定することができません。
僕が大学生の時、うちも例外ではなかったのです。
ですが、その日はたまたま親父が育てた豚がコンテストに出場し、
肉になって戻ってきて、家にあったので、
友人を呼んでバーベキューをしました。
「こんなにうまい豚肉は食べたことない!」
という友人の言葉に誇らしい気持ちになったのもつかの間、
「この豚肉、どこに行けば買えるの?」と聞かれ、
答えることができず頭が真っ白になりました。
「(自分も、生産者である親父も答えられないなんて)なんかおかしくないか?」
思えば、この経験が僕が農業に興味を持つはじまりでした。
転機2:みやじ豚設立
その後、就職した僕は30歳までに起業しようと毎朝早起きして勉強していました。
農業界で起業する気なんてさらさらありませんでしたが、
バーベキューでの体験、その時感じたもやもやがずっと心残りで、
自分なりに農業について調べてみました。
そこで明らかになった農業の問題点は、
次の2つ。
・生産者に価格の決定権がないこと
・生産者の名前が消されて、流通されていること
この2つの問題点から、農業の定義を変えたらどうだろう。
農業とは、「生産からお客さんに届けるまでを農家が一貫してプロデュースすること」と定義した途端、
農業が魅力的にみえてきたんです。
そして「一次産業を、かっこよくて・感動があって・稼げる3K産業にするんだ」
という志を掲げて実家に戻りました。
ところが、タッチの差で弟が実家に戻り就農していました。
仕方なく僕は親父と弟が育てた豚をブランド化するべく活動を開始。
生産者が直販できるよう流通の経路を変え、
宮治の名前をとって「みやじ豚」として販売。
さらに「みやじ豚バーベキュー」と題して、
近くの観光果樹園を借りて、バーベキューイベントをはじめました。
僕自身、親父の後を継ぐという想いと、
バーベキューで起業したという意識がありました。
そして、バーベキューを通じてみやじ豚は、少しずつブランドとして認知されていったのです。
転機3:NPO法人農家のこせがれネットワーク設立
実家に戻って農家になったことに幸せを感じた僕は、
「もう、農業じゃ飯は食えねえから東京出て働け」と、
親父に子供の頃から聞かされてきた農家のこせがれが僕以外にもいるはずと思いました。
農業の魅力と可能性を伝え実家に戻り農家になる支援ができないだろうか、
と考えて農家のこせがれネットワークを設立。
そこで様々なプロジェクトに挑戦。
実は、バーベキューイベントも開催しました。
こせがれたちが、実家の農産物を持ち寄り、
バーベキューで参加者に食べてもらいました。
自分の現在の考えや悩んでいることをシェアして、参加者から様々な意見やアイディアをもらう。
素材の良さやこせがれの想いがストレートに伝わる場になりました。
農家のこせがれネットワークの活動は、こせがれをその気にさせる、
もしくはその気になっているこせがれの決意を固める活動です。
実家が農家のこせがれ達をそそのかして、実家に戻す取り組みは、今年の4月で10年目を迎えました。
戻ったら自己責任。東京に残るのも、家業を継ぐのも自分の意思で決めること。
だから、自己責任であることは当然なのですが、本当にそれでいいのだろうか・・・、
戻るこせがれに武器を渡すことができれば心強いはず・・・という想いをずっと持っていました。
転機4:株式会社ファーマーズバーベキュー設立
この想いをカタチにするきっかけになったのは、
元ヤフー出身のウェブマーケッター、小澤亮君との出会いでした。
元々ものづくりに興味があった話す小澤君。
それを支援する時に結果として勝たなきゃ=商売として成り立たなければいけない。
そこで考えた結果、「食」という分野は、見せ方ひとつで消費者の購買意欲を掻き立てることが出来る、ウェブマーケッターの自分の力を発揮できると思ったそうです。
かっこよくて、感動があって、稼げる3k産業を掲げる僕にとって運命的な出会いを感じました。
小澤君の凄いところは、実際に自分の足で全国の200名を超える生産者を巡り、
自ら写真を撮り文章を考え、どうすれば目の前の生産者の魅力を引きだすことができるかを考え、ウェブサイトを作り続けていること。
そんな彼もバーベキューに魅了されたひとり。
もっと深く生産者のことを知ってもらうにはどうすればいいかを考えて屋上バーベキューのマーケティングに従事し、実績を出した後、僕と一緒に株式会社ファーマーズバーベキューの設立に至りました。
僕にとってこの4回目の転機は、
みやじ豚、農家のこせがれネットワークに続いて、
日本の農業の未来に一石を投じるプロジェクトになると確信しています。
みやじ豚 + 農家のこせがれネットワーク = ファーマーズバーベキュー
として、これまでの活動の集大成として全力で覚悟をもって、
日本の農業はかっこよくて・感動があって・稼げる3Kだよねって言われるようにいたします!!
4月1日プレオープンの様子
4月1日(日)には、プレオープンとして東急百貨店吉祥寺店の屋上で、バーベキューをしました。
バーベキューマスターも参画し、どうすればより楽しくて快適なバーベキューになるかも日々改善していく体制がとれました。希少部位など特選素材の「肉オークション」も大盛り上がり。
最初は「少ないかな?」と思っていた量はむしろ「ちょっと多いのでは」との感想を頂き、嬉しい誤算。そしてとにかく「おいしすぎる」「こんなに美味しいバーガーははじめて食べた」など徹底的に食材にこだわる「生産者に最も近いバーベキュー」の面目躍如でほっとしました。とはいえ、まだまだ改善点は沢山あります。皆様から多くのご意見を頂いて改善をして最高のバーベキュー体験を提供できるように努力いたします。
未来の話
「宮治さん、お陰様で百貨店をはじめ東京にたくさんの販路ができましたよ」
ファーマーズバーベキューは、全国の生産者にとって登竜門的存在に。
ファーマーズバーベキューで取り扱われた農産品は間違いないと、
様々なバイヤーから声がかかるように。
BBQの参加者とひとしきり談笑した生産者は、百貨店と次回の催事の打合せをして、充実した顔つきで帰って行く・・・
そして47都道府県に、理念に賛同した仲間がファーマーズバーベキューを展開。
地域の名物イベントとして多くの観光客が訪れるようになった。
都心のファーマーズバーベキューのお客様はすっかりファンとなり、
旅行へ行く際には必ず地域のファーマーズバーベキュー情報を収集する。
10年後、開設当初にファーマーズバーベキューに参加してくれた皆さんが、
「10年前のファーマーズバーベキューをみてるけど、まさかここまでになるとは思わなかったよね」
と言って頂けるように頑張ります。
次の10年に向けた挑戦。
歴史的瞬間、になるかどうかはわかりませんが、
立ちあって頂ければ幸いです。
ファーマーズバーベキューの詳細
https://farmersbbq.jp/
【開催場所】
FARMERS BBQ 吉祥寺店
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-3-1 東急百貨店吉祥寺店屋上
【営業日】
●2018年4月- 6月 毎週土曜・日曜
営業時間:12:00 -15:00、 17:00 -20:00
●2018年7月から 全日(月曜から日曜)
営業時間:10:00 -13:00、14:00-17:00、18:00-21:00
【参加費】
大人(中学生以上) 4,501円
4歳から小学生 1,501円
3歳以下 無料
※お飲み物はご持参下さい
※4歳から小学生のお客様には、
みやじ豚の生ソーセージ+顔が見える生産者の野菜の丸焼きをご提供させて頂きます
※4名様未満のご利用は席利用料金として2,000円頂きます。
P.S. 宮治が4月、会場にいる日程は、4/8、4/21、4/28、4/29 です。
ご参加頂き、アンケートに忌憚ないご意見を頂きたく。