宮治勇輔

宮治勇輔  Twitter  プロフィール

養豚農家のこせがれ。一次産業をかっこよくて・感動があって・稼げる3K産業にするべく活動中。みやじ豚は銀座の松屋百貨店をはじめ多くの飲食店で扱われるように。毎月みやじ豚BBQ、農家のファミリービジネス研究会を開催中。都心で働く農家のこせがれに農業の魅力と可能性を伝えたい。

コレクティブインパクト

コレクティブ・インパクトとは、立場の異なるセクター(企業・行政・NPO・業界団体・教育機関など)が、組織の壁を越えてお互いの強みを活かして特定の問題解決目指す取り組み。

業界の中で縦割りで各々の団体が活動をしていても、なかなか問題解決は進まない。
でも、みんなその業界を良くしようと頑張っている。だったら、力を合わせて頑張ろうよと。


▼コレクティブ・インパクトに必要な5つの条件(Kania&Kramer(2011) "Collective Impact")

1.アジェンダを共有する:全ての参加者がビジョンや課題を共有していること。
2.測定システムを共有する:取り組みを評価するシステムを共有していること。
3.互いを強化し合う活動:各自強みを活かし切磋琢磨し、活動を補完し合うこと。
4.継続的なコミュニケーション:定期的な打合せ等、常にコミュニケーションし合うこと。
5.活動を推進するためのバックボーン組織:活動をサポートする事務局チームがあること。


我々の活動も、今年に入って、

・農林中央金庫と事業承継専門のコンサルタントとで、事業承継の研修プログラム作り

・JA全農と、事業承継のやり方を指南する「事業承継ブック(仮)」の制作

・そして、その事業承継ブックをブラッシュアップするために、
 全国の農協職員と農協青年部、4Hクラブ、農家のこせがれネットワークが集まる場づくり

などに取り組めるようになっている。
農業界の事業承継問題におけるコレクティブ・インパクトを
引き起こすプレイヤーが力を合わせて動き始めている。

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