宮治勇輔

宮治勇輔  Twitter  プロフィール

養豚農家のこせがれ。一次産業をかっこよくて・感動があって・稼げる3K産業にするべく活動中。みやじ豚は銀座の松屋百貨店をはじめ多くの飲食店で扱われるように。毎月みやじ豚BBQ、農家のファミリービジネス研究会を開催中。都心で働く農家のこせがれに農業の魅力と可能性を伝えたい。

農家が読むべきビジネス書【ファミリービジネス】

▼家族経営に対するマイナスイメージ

突然ですが、農家のこせがれの皆さん、

「家族経営なんてかっこ悪い」

なんて思った経験はありませんか?

僕が実家に帰って就農したのは社会人5年目の時でした。
30歳までに何らかの形で起業したいという気持ちはあれど、社会人1年目までは正直、「親父の後を継いで農家にだけはなりたくない」と思っていました。

就職して働いたことがない学生当時、農業や家族経営について漠然と、
「かっこ悪い」な、だから、
「他の仕事がしたい」と思っていました。


▼既存のビジネス書では語られなかった、家族経営のメリット

就職すると、30歳までに起業したいと思っていた僕は、漫然と仕事をするだけではダメだと考えました。出勤前の時間を読書の時間に充てました。ビジネス書を中心に、多い年は100冊以上読んだはずです。

経営戦略、ブランディング、組織論、ケーススタディなどなど、経営に関するありとあらゆる情報が手に入ります。もちろん、今でもビジネス書に関する情報を定期的に仕入れて、「これは!」と思った本は実際に購入して読んでいます。

ですが、家族経営、
言わばファミリービジネスに特化した内容のビジネス書はなかなかありません。

そこで今回は、ファミリービジネスの視点からまとめたビジネス書をご紹介したいと思います。

きっと、この本を読むことでファミリービジネスに対する印象が変わるはずです。

ファミリービジネスの教科書として、ぜひ御一読あれ






●本の内容

「ファミリービジネスの経営者」という強い自覚を持っている星野リゾートの星野佳路社長と、各業界で家業を継いだ若き社長との対談形式になっています。


●【参考:対談相手】

・コーセー/小林一人俊社長
・ゼビオ/諸橋友良社長
・日本交通/川鍋一朗社長
・榮川酒造/宮森優治社長
・ホッピービバレッジ/石渡美奈社長ら

実は僕も対談相手として登場しています(笑)


家族経営の特有の悩みである、「子どもが親のあとを継ぐか継がないか」については、

・星野佳路が語る「ファミリービジネス進化論」

・「親の会社だから当たり前」という「理想の息子、娘」にも落とし穴がある

・「継ぐかもしれない」意識と社会人として「どう生きるか」が重なり合う

・後継者が自分から気持ちを変えるには、人生経験を積む中での「きっかけ」が重要

・息子、娘以外の人材が「継ぐ」方法や兄弟のメリットの生かし方を考える

など、様々な言及がされています。

きっと、農家のこせがれの皆さんには、響くと思います。
農家のこせがれだけでなく、実家が家業をされている方はぜひ読んで欲しいです。

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