宮治勇輔

宮治勇輔  Twitter  プロフィール

養豚農家のこせがれ。一次産業をかっこよくて・感動があって・稼げる3K産業にするべく活動中。みやじ豚は銀座の松屋百貨店をはじめ多くの飲食店で扱われるように。毎月みやじ豚BBQ、農家のファミリービジネス研究会を開催中。都心で働く農家のこせがれに農業の魅力と可能性を伝えたい。

「活動報告」のアーカイブ

【報告】農家のこせがれネットワーク8年目を迎えました

お陰様で農家のこせがれネットワークは8年目を迎えることができました。

3月に開催した7周年イベントでは、こせがれと農業者から2名ずつ登壇。

【農家】
長崎県 アスパラガス 許斐民仁さん
千葉県 養鶏 北川貴基さん

【こせがれ】
福島県 桃・あんぽ柿 亀岡蝋さん
長野県 りんご 上原航輔さん

農家のファミリービジネス研究会やこせがれ交流会への参加動機や
気づき等を話してくれました。
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こせがれのおふたりからは、

「実家に戻る前に親と一緒に働くイメージをつけておきたい」

「親と一緒に仕事をするイメージが湧かないから参加してみようと思った」

「普通に帰ったら周りに流されそうだから、東京にいる間にできることをしたい」

「販路開拓をどうやったのか生の声を聞きたかった」

「厳しいことも問われたけど考えるきっかけになった」

「都心の農家が羨ましいと思っていたけど、地方の強みに気づけた」

「農業系の集まりは東京にほとんどなかったので、これからも継続して欲しい」

などの声が挙がりました。


また、農業者のおふたりからは、

「家族経営こそ強いと確信できた」

「自分のやっていることが間違いではないと確信できる場が欲しいと思っていた」

「良い意味でのプレッシャーを受け、行動のきっかけになった」

「子供の頃、農家だからという理由でいじめられ、親をうらんだこともあったけど、今はよくぞ農家に生まれたと親に感謝している。」

「家業、そして村を守りたいという想いが一層強くなった」

などの声が挙がりました。


「こせがれの帰農推進こそ、農業界の根本課題を解決する最善の方法である」

という考えは7年経っても変わることはなく、確信となりました。


8年目はこせがれと農業者の経営力向上のため、飲食店やホテルの運営に精通した
UDS株式会社社長の中川敬文さんと、国内外で国産米のプロデュースに力を入れる
アグリホールディングス株式会社社長の前田一成さんを理事に迎えての新体制です。

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おふたりの話も聞いて頂こうと、ぶっつけ本番でセッション。
農業という業界への問題意識や可能性について、農家のこせがれネットワークへの期待など
お話して頂きました。


懇親会では、登壇した農家・こせがれの農産物の料理をケータリング。

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卵は北川鶏園さん。北川さんの話には本当に感動させられました。
きっと、参加者の皆さんにも何かを感じてもらえたことでしょう。
りんごは長野の上原君から。
隣の豚肉は・・・残念ながら、みやじ豚ではありません(涙)

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アスパラは長崎県壱岐市から熱心に参加してくれた許斐さんのです。
許斐さんの就農ストーリーは多くのこせがれの方に聞いて欲しいので、またその機会をつくるつもり。


懇親会には、自民党衆議院議員で経済産業大臣政務官の星野剛士さんもかけつけて下さいました。

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最後に記念撮影をして2次会へ。

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2016年度もよろしくお願いいたします。

亀岡さん、就農おめでとう!!

【ラジオ】JFN「サードプレイス」に出演【4/21,28】

番組タイトル:サードプレイス

放送局:JFN(ジャパン・エムエム・ネットワーク/全国31FMネット番組)
http://www.jfn.jp/RadioShows/place

放送日時:
4月21日(木)午前5:30〜6:00
4月28日(木)午前5:30〜6:00

定番のみやじ豚ストーリーから、まだお話していない農家のこせがれネットワークの最新の取り組みや今後の展開について、ちらっとお話してしまいました。

結構色んな話をしたのですが、編集が入ってどこが使われるかは聴いてからのお楽しみ。
ポッドキャスト?ではフルバージョンがきけるみたいです。
正直、フルバージョンはあんまり聴いて欲しくない。

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パーソナリティーの谷中修吾君は大学の同期。



番組概要:
第一の家、第二の職場・学校とともに、個人の生活を支える場所として都市社会学が着目する”サードプレイス”。そこは、人が家庭や職場・学校での役割から開放され、一個人としてくつろげる場所だ。この番組を、意識の高いリスナーの皆さんの情報交換の場所・活動拠点として機能する「とびきり居心地のよい場所」にしていきたい。

[ネット局:
FM青森、FM岩手、FM秋田、FM山形、FM仙台、FM福島、FM群馬、FM栃木、
K−MIX(静岡)、FM長野、FM新潟、FM富山、FM石川、FM福井、FM岐阜、
FM三重、FM滋賀、KISS―FM(兵庫)、FM岡山、FM山陰、広島FM、FM山口、
FM香川、FM徳島、FM高知、FM佐賀、FM長崎、FM熊本、FM大分、FM宮崎、
FM鹿児島、FM沖縄、以上32局予定 
※東京エリアでのOAはありません。
※放送後にWEBで聴けるようになります。

【講演】熊本県菊陽町「これからの農業を担う農業後継者等の心得とは?」

160224熊本県菊陽町講演http://www.town.kikuyo.lg.jp/

【講演会】熊本むらづくり人材育成塾【2/22〜23】

160222熊本むらづくり人材育成塾表紙

160222熊本むらづくり人材育成塾講師

【講演】四国老人福祉学会【1/31】

151203第35回四国老人福祉学会


■メインテーマ
 これからの福祉を支える人材育成

■サブテーマ
 魅力ある職場作りを目指して

■基調講演 演者プロフィール
馬場拓也氏 社会福祉法人愛川舜寿会ミノワホーム 経営企画室長
大学卒業後、2001年ジョルジオアルマーニジャパン株式会社入社。
2005年にはEMPORIO ARMANI 月間販売セールス全国トップに輝く。
磨いたホスピタリティとセンスを介護業界で生かすべく、2010年に
ミノワホームへ。大学などでセミナー講師を務めるなど、外部への
情報発信も積極的に行い、介護業界のステージアップを呼びかける。

主催:四国老人福祉学会
後援:香川県教育委員会

【講演会】天童市若手農業者の集い(1/26)

160126JAてんどう講演会

近江商人十訓

がんばれ社長!」メルマガが有名な、がんばれ社長!主催のイベント「がんばれ!ナイト」でお話させて頂きました。

この日はダブル講演で、僕の後に講演した方が、Amazonビジネス書の中小企業経営カテゴリーで、販売からず〜っと1位を堅持している『中小企業のための全員営業のやり方 [単行本(ソフトカバー)]』著書、経営コンサルタントの辻伸一さんでした。

辻さんのお話も勉強になりましたが、配付資料が入っていた辻さんの会社「辻経営有限会社」の封筒の裏に書いてある「近江商人十訓」が素晴らしかったので紹介したいと思います。

▼近江商人十訓

一、商売は世のため、人のための奉仕にして、利益はその当然の報酬なり

二、店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何

三、売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる

四、資金の少なきを憂うなかれ、信用の足らざるを憂うべし

五、無理に売るな、客の好むものも売るな、客のためになるものを売れ

六、良きものを売るは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり

七、紙一枚でも景品はお客を喜ばせる、つけてあげるもののないとき笑顔を景品にせよ

八、正札を守れ、値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ

九、今日の損益を常に考えよ、今日の損益を明らかにしないでは、寝につかぬ習慣にせよ

十、商売には好況、不況はない、いずれにしても儲けねばならぬ

「無印良品の募金券」の対象に

『「これがいい」ではなく「これでいい」』をコンセプトとする無印良品。
それを体現したシンプルな商品を数多く展開する無印が好きな方も多いのでは。
実はこの度、無印良品が運営する「無印良品の募金券」の寄付先として、
農家のこせがれネットワークが選出されました。
無印良品の通販サイト上で通常のお買い物をするように、10円または100円単位で、
農家のこせがれネットワークに寄付ができる仕組みです。よろしくお願いいたします。

▼詳細はコチラ
http://www.muji.net/store/cmdty/donation/

▼寄付の対象として選ばれたきっかけとなった対談記事はコチラ
http://www.muji.net/lab/report/150525-dialog-01.html

3/15にもみやじ豚BBQが楽しめるのですが、

6月21日のみやじ豚バーベキューも受付締め切りました!

次回7月のご案内はもうしばらくお待ちください・・・


もし、農業にご関心があれば、
3/15に農家のこせがれネットワーク6周年と兼ねて、
みやじ豚バーベキューを開催しますので、そちらに
ご参加頂くことも可能です。

農家のこせがれが実家でつくった農産物を持参してくれます。
農家のこせがれや、農業に関心のある方との交流も楽しんで頂けます。

農家の方だけでなく、農業に関心があればどなたでもご参加可能です。
交流の時間が多いので「がっつりみやじ豚を食べるぞ〜!」って感じには
ならないと思います。その点だけはお気をつけ下さい。

農業に少しでもご関心があれば実家が農家でなくても、どなたでも参加可能です!
ぜひ遊びにいらして下さい。


▼農家のこせがれネットワーク6周年バーベキュー【3/15】
http://blog.kosegare.net/?p=527

Win-Winの関係が六次産業化をダメにする〜ビジネスパートナーの選び方〜

▼Win-Winとは?


Win-Win」という言葉、誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。

『大辞泉』によれば、「双方がうまくいっていること。特に政策において両者にとって適度に都合がいいこと」とある。つまり、私とあなた双方にとってメリットのある良好な関係であることを示した言葉である。


商売というのは、一方だけが得をするのではなく、双方に利益があってはじめてうまくいく。当然と言えば当然の考え。しかし、僕はこの「Win-Win」の関係が六次産業化をダメにする要因だと考える。

▼ビオファームまつき代表取締役会長 松木一浩さんから学ぶ「上手くいくWin-Winの関係」


先日、静岡県富士宮市にあるResturant Bio-s (レストラン ビオス)で、ビオファームまつきの代表取締役会長である松木一浩(まつき かずひろ)さんのお話を伺ってきた。


松木さんといえば、農業界では六次産業化のトップランナーとして有名だ。元々高級フレンチレストランで給仕長をしていたが、15年ほど前に農業に転身。以来、有機農業を軸にして、ニンジンジュースの製造販売やイートイン可能な惣菜屋の経営などを行う。現在では、レストランビオス含め、3店舗の経営と数ヘクタールの畑で野菜を生産している。



●成功事例:ガス会社とのコラボレーション


それに加え、松木さんは静岡ガスとコラボして、料理教室を開催しているそうだ。教室では「ビオファームまつき」でとれた新鮮な有機野菜を使い、松木さんがおいしい料理を直接生徒さんたちに教える。


この料理教室の案内は、静岡ガスが発行している請求書に同封される。これによって、静岡ガスの利用者に「ビオファームまつき」の名前を知ってもらうことができるし、もちろん教室の参加者とは直接繋がることができる。


これを独自の広告として打つには膨大な費用がかかるし、見てもらえない可能性もある。しかし、ガス料金の請求書に同封することで、定期的におそらく数万件に無料で行き渡らせることができ、かつ、目に触れやすい。


静岡ガスにとっては、料理教室を自社のショールームクッキングスタジオで開催する事で「ガスの良さ」を伝えることができる。



▼Win-Win-Winという視点の必要性



松木さんは、コラボする相手は「自分たちと同じターゲットをもつ企業」を選ぶことが大切だと話す。(自分たちより大きいところを選び、他人のふんどしで相撲をとるも話していたが・・・(笑))
3番目のWinとは言うまでもなく、顧客(ターゲット)のことだ。



料理教室では、料理に興味のある東京ガスの顧客が、「食」の世界で有名な松木さんに料理を習うことができる。そして、美味しかったからレストランにも行こうと思うことができる。つまり、顧客も満足できる関係になっているのだ。



ごくごく当たり前のことを言っているように思うかも知れない。だが、六次産業化を例にしていえば、意外とこの視点が忘れられている。



▼表面的なWin-Winの関係の怖さ—六次産業の事例ー


例えば、農業者が生産(第一次産業)だけでなく、食品加工(第二次産業)、流通、販売(第三次産業)にも主体的かつ総合的に関わることによって、今まで第二次・第三次産業の生産者が得ていた付加価値を、農業者自身が得ることによって農業を活性化させようとする「六次産業化」の動きのなかで、一体どれくらいこの視点が意識されているだろうか。



農作物を生産し、加工し、販売する。でも、いざ商品ができたら、「さぁ、どこで売ろうかな。あれ、困ったな売れないぞ」といった事態に陥る。



生産物を加工して販売することに目がいきがちで、「加工してくれそうな所とコラボする」「原材料を提供してくれそうなところとコラボする」といったWin-Winの二者関係しかなく、それぞれの顧客が喜んでくれるかという視点は忘れ去られている。



●成功事例:ホテルとのコラボレーション


松木さんは、料理教室以外にも静岡のホテルでフェアの一環として、料理を提供することがあるらしい。ビオファームまつきのスタッフにとっては、忙しい時期にオーナーが他店(ある意味ライバル店)で働いていることは理解しがたいことのようだが、顧客にとっては、アクセスの問題で普段なかなか松木さんの料理を食べられない悩みが解消されてとても嬉しいらしい。



▼六次産業を成功させるもうひとつのWin


このように、ビジネスパートナーを選ぶ上では、Win-Winの関係だけでなく、もうひとつのWin、すなわち顧客のWinを意識し、それを実現させるために、「自分たちと同じターゲットをもつ企業」選び、「自分と相手に既についている、それぞれの顧客が求めているサービスを提供する」ことが大切である。




ビオファームまつき「ビオス」