2008年02月19日
行ってきました富山!若手農業者のシンポジウム、有畜循環型自然農法土遊野、今日という日が最後なら、全てが素晴らしかった!
いや〜、最近すっかりブログが疎かになっていてすみません。
書きたいことは沢山あるのですが、時間が経ってから「書こう!」と思ったら結構なパワーが必要なんですよね〜。なるべくその日にさくっと書いちゃいたいですね・・・。
富山へバスツアー、行ってきました。出発の前の週に寒さにやられて一日寝込んだこともあり、富山に行く前は結構恐怖でした。防寒体制は万全に、人生で初のズボン下(っていうの?)をはいて出陣しました(笑)
23時に新宿を出発して富山にはちょうど7時に到着。一面雪景色の富山、つららが異様にデカイ。試しにつららの下でジャンプしてみた。頭に突き刺さって痛い!そんなこんなでまずは五箇山の庄九郎というお店で朝食を頂きました。
合掌の里でわら細工体験を楽しみ、合掌造りの説明を聞く。合掌造りすごいっす。かやぶきの屋根ってめちゃすごいのです。ただの古い家というイメージですが、風雪に耐える非常に合理的なつくりをしているんですね。かやぶき屋根は斜めに重ねているので表面に出ているかやの部分は非常に少ないんですよ。だから、雨や雪にやられるのはほんの少しで、雪ががさーっと落ちるときにダメになった部分も雪と一緒に落ちる。それでまたキレイな部分があらわれる。だから長持ちするのですよ。意味わからんと思いますけど、とにかくすごいのですよ。屋根の部分はかやぶきだし、柱同士は縄でくくりつけているだけ。ぎしぎしきしんでも元に戻るので意外と頑丈。急角度がついた屋根だから雪も比較的簡単に落とせる。がさーっと雪が落ちると雪で覆われて鎌倉状態になるから家の中が暖かく保たれるそうな。
世界文化遺産の菅沼合掌集落も見学に行く。300年も昔の家に人が住んで集落を形成しているから世界遺産なのだそうな。でも、10世帯にも満たなくなり、いずれ人が住まなくなるのではと危惧されている。人が住めなくなっては、素晴らしい合掌造りの家も保たれなくなるだろうし、世界文化遺産からもはずれてしまうのでは・・・。
とはいえ、昔の人の知恵はすごい。金属なんて全く使わずに300年も人が住める家を建てるのだから。それにしてもなぜ、現代の日本の建築は寿命30年なのだろうか・・・?欧米の家は資産として丁寧にメンテすればちゃんと長持ちするから買ったときよりも高い価格で取引されるそうだけど、日本では買ったときが一番高く30年経ったら価値はなくなる・・・。
そんなことを考え先人の知恵の結晶たる合掌造りを堪能した後、富山の中心市街地にあるフォルツァ総曲輪に移動。柳明菜監督の「今日という日が最後なら、」を観る。実は、柳明菜さんとはゼミの同期生。2年前の春にSFCの井上研にもぐっていた僕は柳明菜に出会った。だから、本当の意味で同期ではないのだけどね。当時は本当に撮るのかな〜という感じだったけどみるみる具現化していくその行動力とパワーには凄味を感じていた。自分よりもはるかに頑張っている子がまだ学生だなんてと刺激を受けたものだった。
というわけで、僕の中ではこの映画を観ることはこのバスツアーの中でもかなり楽しみにしていたことだった。映画が始まるとすぐにスクリーンには「監督 柳明菜」の文字が。柳明菜が本当に苦労をしていた当時を少しだけ知っている僕は、映画を撮りきって上映した夢を叶えし若き女流監督の気持ちは如何にと思いを馳せ、何だかとても感動した。
「今日という日が最後なら、」とまるで聴衆に問いかけるような主人公の言葉と行動。僕たちの心にまっすぐ届くメッセージは爽やかさを感じる。
「自分が一歩踏み出すことで世界が変わる。」柳監督が夢をあきらめかけていたときに出会ったこの言葉をコンセプトにして創り上げた。
映画の中で実際に島の祭を立ち上げる。映画の出来事がリアルの世界を創り上げる「クロスオーバーフィクション」という考え方を当時ゼミ(スタイルのプレゼンだったかな?)で聞いたときには鳥肌が立った。
「一歩踏み出せば世界が変わる。」か・・・
僕の一歩はバーベキューだった。たかがバーベキューだけど、バーベキューで僕の世界は変わった。
バーベキューでうちの養豚業が変わった。
一歩踏み出せば世界が変わるというのは、決して大げさな言葉ではなく、地に足の着いたリアルな言葉でものすごい力を持った言葉なんだよな・・・。
「今日という日が最後なら、」
常に自分自身に問わねばならない言葉。
柳監督とサンプラザ中野くんとのトークショーもあった。サンプラザ中野くんは知る人ぞ知る健康マニア。そんな、サンプラザ中野くんは農業にも関心が深い。「日本農業には個性がない」という言葉に思わずうなってしまった。(とても謙虚で、僕のような農業のことを全く知らない人間がすみませんとおっしゃっていました。念のため。)
その夜のバスツアーメンバーの懇親会にもわざわざ参加してくださった。ご挨拶をさせていただくも、菜食主義者のサンプラザ中野くんとは突っ込んだ話ができず、お写真を撮らせていただくにとどまった。あとで、柳監督に聞くと、「あいつはいい奴だったな、でも養豚なんだよな・・・。ああいう奴が日本の農業を変えていくんだ。野菜を作らせよう(笑)」と色々お褒めの言葉?をちょうだいしたようで嬉しかった。
ちなみに、サンプラザ中野くんは地域興しにも熱心で、ご自身の出身地であり路上ライブの盛んな千葉の柏で、「柏兄弟」という地域レーベルを立ち上げた。ファンドを募って地元アーティストのデビューを支援するという面白いスキーム。
もっと色々とお話をお聞きしたかった・・・
バスツアーの初日からかなり面白かった。
今日という日が最後なら、を観ることができて大満足の初日だった。
僕にとっての本番は2日目ということで、続く。
書きたいことは沢山あるのですが、時間が経ってから「書こう!」と思ったら結構なパワーが必要なんですよね〜。なるべくその日にさくっと書いちゃいたいですね・・・。
富山へバスツアー、行ってきました。出発の前の週に寒さにやられて一日寝込んだこともあり、富山に行く前は結構恐怖でした。防寒体制は万全に、人生で初のズボン下(っていうの?)をはいて出陣しました(笑)
23時に新宿を出発して富山にはちょうど7時に到着。一面雪景色の富山、つららが異様にデカイ。試しにつららの下でジャンプしてみた。頭に突き刺さって痛い!そんなこんなでまずは五箇山の庄九郎というお店で朝食を頂きました。
合掌の里でわら細工体験を楽しみ、合掌造りの説明を聞く。合掌造りすごいっす。かやぶきの屋根ってめちゃすごいのです。ただの古い家というイメージですが、風雪に耐える非常に合理的なつくりをしているんですね。かやぶき屋根は斜めに重ねているので表面に出ているかやの部分は非常に少ないんですよ。だから、雨や雪にやられるのはほんの少しで、雪ががさーっと落ちるときにダメになった部分も雪と一緒に落ちる。それでまたキレイな部分があらわれる。だから長持ちするのですよ。意味わからんと思いますけど、とにかくすごいのですよ。屋根の部分はかやぶきだし、柱同士は縄でくくりつけているだけ。ぎしぎしきしんでも元に戻るので意外と頑丈。急角度がついた屋根だから雪も比較的簡単に落とせる。がさーっと雪が落ちると雪で覆われて鎌倉状態になるから家の中が暖かく保たれるそうな。
世界文化遺産の菅沼合掌集落も見学に行く。300年も昔の家に人が住んで集落を形成しているから世界遺産なのだそうな。でも、10世帯にも満たなくなり、いずれ人が住まなくなるのではと危惧されている。人が住めなくなっては、素晴らしい合掌造りの家も保たれなくなるだろうし、世界文化遺産からもはずれてしまうのでは・・・。
とはいえ、昔の人の知恵はすごい。金属なんて全く使わずに300年も人が住める家を建てるのだから。それにしてもなぜ、現代の日本の建築は寿命30年なのだろうか・・・?欧米の家は資産として丁寧にメンテすればちゃんと長持ちするから買ったときよりも高い価格で取引されるそうだけど、日本では買ったときが一番高く30年経ったら価値はなくなる・・・。
そんなことを考え先人の知恵の結晶たる合掌造りを堪能した後、富山の中心市街地にあるフォルツァ総曲輪に移動。柳明菜監督の「今日という日が最後なら、」を観る。実は、柳明菜さんとはゼミの同期生。2年前の春にSFCの井上研にもぐっていた僕は柳明菜に出会った。だから、本当の意味で同期ではないのだけどね。当時は本当に撮るのかな〜という感じだったけどみるみる具現化していくその行動力とパワーには凄味を感じていた。自分よりもはるかに頑張っている子がまだ学生だなんてと刺激を受けたものだった。
というわけで、僕の中ではこの映画を観ることはこのバスツアーの中でもかなり楽しみにしていたことだった。映画が始まるとすぐにスクリーンには「監督 柳明菜」の文字が。柳明菜が本当に苦労をしていた当時を少しだけ知っている僕は、映画を撮りきって上映した夢を叶えし若き女流監督の気持ちは如何にと思いを馳せ、何だかとても感動した。
「今日という日が最後なら、」とまるで聴衆に問いかけるような主人公の言葉と行動。僕たちの心にまっすぐ届くメッセージは爽やかさを感じる。
「自分が一歩踏み出すことで世界が変わる。」柳監督が夢をあきらめかけていたときに出会ったこの言葉をコンセプトにして創り上げた。
映画の中で実際に島の祭を立ち上げる。映画の出来事がリアルの世界を創り上げる「クロスオーバーフィクション」という考え方を当時ゼミ(スタイルのプレゼンだったかな?)で聞いたときには鳥肌が立った。
「一歩踏み出せば世界が変わる。」か・・・
僕の一歩はバーベキューだった。たかがバーベキューだけど、バーベキューで僕の世界は変わった。
バーベキューでうちの養豚業が変わった。
一歩踏み出せば世界が変わるというのは、決して大げさな言葉ではなく、地に足の着いたリアルな言葉でものすごい力を持った言葉なんだよな・・・。
「今日という日が最後なら、」
常に自分自身に問わねばならない言葉。
柳監督とサンプラザ中野くんとのトークショーもあった。サンプラザ中野くんは知る人ぞ知る健康マニア。そんな、サンプラザ中野くんは農業にも関心が深い。「日本農業には個性がない」という言葉に思わずうなってしまった。(とても謙虚で、僕のような農業のことを全く知らない人間がすみませんとおっしゃっていました。念のため。)
その夜のバスツアーメンバーの懇親会にもわざわざ参加してくださった。ご挨拶をさせていただくも、菜食主義者のサンプラザ中野くんとは突っ込んだ話ができず、お写真を撮らせていただくにとどまった。あとで、柳監督に聞くと、「あいつはいい奴だったな、でも養豚なんだよな・・・。ああいう奴が日本の農業を変えていくんだ。野菜を作らせよう(笑)」と色々お褒めの言葉?をちょうだいしたようで嬉しかった。
ちなみに、サンプラザ中野くんは地域興しにも熱心で、ご自身の出身地であり路上ライブの盛んな千葉の柏で、「柏兄弟」という地域レーベルを立ち上げた。ファンドを募って地元アーティストのデビューを支援するという面白いスキーム。
もっと色々とお話をお聞きしたかった・・・
バスツアーの初日からかなり面白かった。
今日という日が最後なら、を観ることができて大満足の初日だった。
僕にとっての本番は2日目ということで、続く。
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コメント一覧
1. Posted by
macoto
2008年02月19日 10:16
だから
保つ家を、つくりたいんです
保つ家を、つくりたいんです
2. Posted by
一歩
2008年02月20日 16:15
3. Posted by 親父より
2008年02月20日 16:18
実は昔35年位前までは我が家もカヤブキ屋根だったよ
近所の農家もみんなカヤブキだった。25年から30年に
1度葺き替えをしていたがそのときは近所総出で手伝いをしたが職人さんがだんだんいなくなり最近ではほとんど立て替えてしまい湘南地方では見かけることがなくなってしまった。
近所の農家もみんなカヤブキだった。25年から30年に
1度葺き替えをしていたがそのときは近所総出で手伝いをしたが職人さんがだんだんいなくなり最近ではほとんど立て替えてしまい湘南地方では見かけることがなくなってしまった。
4. Posted by
みやじ豚.com
2008年02月21日 14:36
>macotoさん
家づくりはほんと大事ですね・・・
衣食住とはいったものです。その全てにおいて素晴らしい日本の文化というものが失われつつある気がしてなりません。
>一歩さん
前向きな情報発信は本当に大事ですよね。僕もそこら辺は意識しています。よく、「みやじさんは、ポジティブですね」と言われますが、日頃から気をつけてポジティブな言動をしているからポジティブになれるんですよね〜。(もしくは、ポジティブに見られる)
>親父よりさん
ここら辺もみんなかやぶきだったんですね・・・
今ではほとんど見かけることはありませんね・・・
ちょっと前は、古くさいことから早く脱却したいという思いがあったのかもしれませんが、昔の素晴らしさに気づいた時にはもう遅い。農業の世界はまさにそんな感じですね。でもまだ、間に合うはず・・・
家づくりはほんと大事ですね・・・
衣食住とはいったものです。その全てにおいて素晴らしい日本の文化というものが失われつつある気がしてなりません。
>一歩さん
前向きな情報発信は本当に大事ですよね。僕もそこら辺は意識しています。よく、「みやじさんは、ポジティブですね」と言われますが、日頃から気をつけてポジティブな言動をしているからポジティブになれるんですよね〜。(もしくは、ポジティブに見られる)
>親父よりさん
ここら辺もみんなかやぶきだったんですね・・・
今ではほとんど見かけることはありませんね・・・
ちょっと前は、古くさいことから早く脱却したいという思いがあったのかもしれませんが、昔の素晴らしさに気づいた時にはもう遅い。農業の世界はまさにそんな感じですね。でもまだ、間に合うはず・・・













