2006年02月22日

裏ポーク問題 影響長引く 2/22日本経済新聞より

今日の日経新聞に、裏ポーク問題 影響長引く という記事が掲載されていた。

この裏ポーク問題というのは、日本ハムの子会社や、伊藤ハムなどが関わった
とされる脱税問題。
輸入の豚肉が安いので、国内の畜産農家や食肉業者を保護するために関税が
かけられている。この課税後の価格が一定であるため、あまりに安い豚肉を
輸入すると税金ばかり払わなければならない。そのため、輸入価格を実際より
高く申告し、課税後の価格に近づけることで実際に支払う税金を免れようと
した。

関与していた社員は、脱税した裏ポークを扱わなければ原料や製品の価格が
上がり、ライバルに負けると供述したという。

輸入肉の大半が裏ポークだったという指摘もあり、大手だけの問題でもない。

こうまでしないと利益が出ないのなら、扱ってはいけないのではないだろうか。
本当に需要と供給は均衡しているのだろうか。
偽りの価格によって需要がかさ上げされているのであれば、適正な価格に
戻して消費者の審判を仰げばいい。週に一度食べていたウインナーが、
二週間に一度になるだけだろう。

しかし企業は、右肩上がりに成長し続けなければならないから、週に一度
食べてもらうために脱税してまでも、安いハムやウインナーを作らなければ
ならないのだろうか。



この裏ポーク事件、養豚農家としては取り上げざるを得ない問題なので
書いてみましたが、いいたいことは豚の輸入問題や国産豚肉を食べろという
ことではありません。

「資本主義社会」の崩壊についてです。

崩壊というとちょっと過激なのですが、これからの時代、資本主義社会は
成り立っていかないのではないでしょうか。

資本主義社会に変わる社会がどのようなものか、未来を背負って立つ
私たちはこのことを考えながら生きていかなければならないでしょう。



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